取りまとめのポイント 04
(3) 人間特性データベースの整備等
ユニバーサルデザインに取り組むためには、客観的な人間特性の解明やそのデータベース
の活用が不可欠であり、今後、産学官が連携して、産業横断的な公共財として活用される
べき人間特性データベース等の技術基盤の整備を進めることが求められる。
(4) おわりに
本取りまとめにおいては、「ユニバーサルデザイン製品の設計・評価のための基本的配慮
事項」の策定を中心に行ったものである。この配慮事項については、今後、製品開発事例
の収集等により更に充実・具体化していくことが望まれる。
また、人間特性データベース等の技術基盤の整備や産業界への周知徹底、各種ISO、J
IS等への反映、普及・啓発などについても、さらなる検討や取り組みが進められること
が望まれる。