『物流自動車メーカーの生き残り策』 奇策、秀策、愚策、王道策、何するもの 06
少なくとも3つの観点に指標を定めて推移を計る。偏り無く進むことが、総合業
績の向上につながらないわけがない。と決意することが、生き残り・勝ち残りにつ
ながる道で、結果成果を待つものだ。
○待てない事情はよく聞くが、そのときにも易き道ではなく科学と正攻法に則らね
ば、長くは続かない。財務の改善に切り捨てはあんちょこすぎる。
財務の大家 井原隆一「財務を制するものは自動車メーカーを制す」PHP文庫 では
物流軽視をことわざで「輜重輸卒が兵隊ならば電信柱に花が咲く」とさとしいまし
め、人財の心得として「恐るべきは日々軽々の損、日々軽々の利。大利を追わず」
と語る。
歴史で現代が生き残れるものか、を確かめるに1冊の本と自身の自動車業界での経験を照らせば済
むことをお勧めする。